桧山建設綜業株式会社 先代社長
檜山 良秀
価値ある家で楽しい暮らし
少子高齢化の21世紀を迎え、住宅建築の思想も変わりました。
従来の資源やエネルギー使い放題の右肩上がり経済は、過去のものになりました。
道庁が、北方型住宅の新展開に際して、最低50年の寿命を提唱したように、これまでの、平均26年で建て替えられてしまう住宅など、あってはならない世の中になったのです。
もっとも、その住まいが出来るだけ長持ちして、資産価値もひどく目減りしないことを、誰しも望んできたはずです。
しかし中には基本性能よりも、内外観や設備機器に重点がおかれ過ぎたり、本来の建物の価値よりも、ともすれば建て主の職業や収入あるいは立地条件が優先されて、担保価値が決められたりして来たのも、現実です。
これからは、新築時の費用だけでなく、暖房光熱費やメンテナンス費用も少なくて、住んでからの環境や健康に悪影響を与えない住宅でなくてはなりません。
そういう、“価値のある家”に住んでこそ、心おきなく楽しい生活が得られる、と私達は考えています。